ハードディスクのデータを全消去する方法
今まで使用していたディスクを、次の人に申し送るのに、ディスクのデータを全消去して渡したい時があると思います。
そんなときに使えるのが、shred コマンドとなります。
自分の身の回りにいるエンジニアでも、知っている人がいませんでした。
とても便利なコマンドなので、覚えておくといいと思います。
システムが Linux でも Windows でも Mac でもデバイス指定するので、関係なく使えると思います。
対象のシステムに、CD/DVD ドライブがあれば、そこに、LiveOS を入れます。Fedora などは最適だと思います。
LiveOS が立ち上がったら、コンソールを立ち上げ、root になります。
$ sudo su -
デバイスを確認します。
# ls /dev
/dev/sda が、/dev/sda1 /dev/sda2 となっているものを全消去するなら、以下のコマンドを実行します。
# shred -v /dev/sda2
(かなり時間が必要)
# shred -v /dev/sda1
(かなり時間が必要)
# shred -v /dev/sda
(boot loader を消してくれる)
shred コマンドは、デフォルトで 3回実行してくれます。
終了したら、CD/DVD を抜いて、マシンを再起動してみてください。
すっきり、気持ちいいですね。
saj の開発状況(2019-10-26)
saj(sosreport-analyzer-ng から名称変更)を実行し、top コマンドで確認していると、
多くのプロセスが生成されているのがわかります。
これは、アイテム毎に並列で実行させ、実行速度を上げるためのものですが、忙しいマシンにおい
ては、次のように ”Resource temporarily unavailable" というウォーニングが万が一に
も出るかもしれません。saj が fork するプロセス数といっても、数十ですから、たいしたこと
ないと思いますが、どんな環境で実行されるかわからないですからね。ちなみに、このウォーニング
が、saj を実行するときに経験した事はありません。
自分の Fedora 30 の 32G のマシンで、自ユーザーのプロセス数の上限値を確認すると、どちら
も、126561 となっていました。これは、物理メモリから計算された値のはずで、環境によって異なる
と考えられます。ここで、Soft Limit の値と Hard Limit の値が同じになっています。
昔の OS とは違い、Fedora 30 では、limit を効かせられないようです。
# cat /proc/<pid_of_my_bash>/limits
========
Limit Soft Limit Hard Limit Units
Max processes 126561 126561 processes
========
心配であれば、/etc/limits.conf に、以下のように制限する値を記述して再ログイン後
に確認してください。
<user_name> soft nproc 1024
なぜ週末はいつも雨なの?
sosreport-analyzer-ng 開発終了
sosreport-analyzer-ng の開発状況(2019-9-29)
sosreport-analyzer-ng の最新バージョン発表のお知らせです。
最新バージョンは、v3.0.17 になります。
自動分析項目を増やしています。
また、README には、全ての自動分析項目を書いていますので、見てください。
SELinux の便利な機能について
あるところで発表した資料ですが、今、公開します。
https://intrajp-public-for-web.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/SELinux_howto_20190218.pdf
ラグビー勝ったのね。
sosreport-analyzer-ng の開発状況(2019-9-16)
sosreport--analyzer-ng の最新バージョンのお知らせです。
v3.0.14 になります。
ディレクトリ名の最後にスラッシュがついていた場合のバグを修正しました。これは、あるバージョンから入ったバグです。
常に最新バージョンを使ってください。
だんだん涼しくなっていきますね。